海苔(のり)の養殖(ようしょく)方法(ほうほう)は「支柱式(しちゅうしき)」と「浮(う)き流(なが)し」の2つ

海苔のタネを育(そだ)てる期間(きかん)を「育苗(いくびょう)」という。この時期(じき)は、台風(たいふう)がやってきたり、急(きゅう)にあたたかくなったりして、海苔が病気(びょうき)になりやすい。だから漁師(りょうし)さんはとっても注意(ちゅうい)しながら海苔を育(そだ)てるんだ。 海苔を育(そだ)てる方法(ほうほう)は2つある。ひとつは、支柱(しちゅう)という棒(ぼう)を立てて、その棒(ぼう)に海苔網(あみ)をしばって海苔を育(そだ)てる「支柱式(しちゅうしき)漁場(ぎょじょう)」。もうひとつは、海苔網(あみ)のまわりに浮(う)きをつけて、海底(かいてい)にいかりで固定(こてい)し網(あみ)を海面(かいめん)に浮(う)かせる「浮(う)き流(なが)し漁場(ぎょじょう)」だ。