のりのお店の達人(たつじん)は、のりを売(う)るだけが仕事(しごと)じゃないんだよ。

ほかには、どんな仕事(しごと)があるの?

全国(ぜんこく)の産地(さんち)から仕入(しい)れたのりを、焼(や)いたり、味(あじ)をつけたり、それぞれの商品(しょうひん)にあわせて加工(かこう)するのも、たいせつな仕事(しごと)なんだ。

のりは1枚(まい)1枚(まい)手で焼くの?

(むかし)は、お店で焼(や)くよりも、乾(ほし)のりを買(か)っておうちで食(た)べるときに焼(や)くことが多(おお)かったんだ。けれど、今(や)は焼(や)のりや味付(あじつけ)のりが中心だから、工場(こうじょう)の機械(きかい)で焼(や)いているんだよ。

(や)く温度(おんど)が一定(いってい)になるように、自動(じどう)で管理(かんり)していた。焼(や)きあがったのりは、1枚(まい)1枚(まい)、工場(こうじょう)の人が焼(や)き色(いろ)などをチェック。最後(さいご)は、やっぱり人間(にんげん)の目(め)がいちばんたよりになるんだね。