海苔が育(そだ)つ漁場(ぎょじょう)の条件(じょうけん)はいくつかある。まず、おだやかで遠浅(とおあさ)な海(うみ)であること。次(つぎ)に、潮(しお)の流(なが)れによって、適度(てきど)な水の交換(こうかん)ができること。そして、海苔が育つのに必要(ひつよう)な栄養塩(えいようえん)が川(かわ)から運(はこ)ばれること。海苔の養殖(ようしょく)が始(はじ)まった江戸時代(えどじだい)から、このような条件(じょうけん)を満(み)たす漁場(ぎょじょう)を見(み)つけて、海苔の生産地(せいさんち)が少(すこ)しずつ拡大(かくだい)していったんだ。