収穫(しゅうかく)した生(なま)海苔は、ミンチ状(じょう)に細(こま)かく切った後(あと)、真水(まみず)で洗(あら)い、機械(きかい)で抄(す)き・脱水(だっすい)・乾燥(かんそう)・剥(は)ぎという一連(いちれん)の工程(こうてい)を行(おこな)う。海苔をいちばん収穫(しゅうかく)する12月から1月は、この機械(きかい)は24時間(じかん)フル回転(かいてん)だ。工程(こうてい)を終(お)えた海苔は、10枚(まい)ずつ重(かさ)ねて半分(はんぶん)に折(お)り、さらに10帖(じょう)ずつ重(かさ)ねて紙ひもで結(むす)んで1束(たば)にする。1箱(はこ)に36束(たば)を入れて、各(かく)漁業(ぎょぎょう)協同(きょうどう)組合(くみあい)に出荷(しゅっか)する。