入札(にゅうさつ)で落札(らくさつ)した海苔は水分を(すいぶん)を 10~12%ふくんでいる。この水分量(すいぶんりょう)では、焼(や)いたり、味(あじ)を付けたりするには多(おお)すぎる ので、約2%前後(ぜんご)になるように乾燥(かんそう)するんだ。また、水分 量を減(へ)らすことにより、おいしい海苔を長期(ちょうき)的(てき)に 保管(ほかん)することができるんだよ。この乾燥(かんそう)する作業(さぎょう)のことを「火入(ひい)れ」 という。火入(ひい)れした海苔は、湿気(しっけ)がこないように密封(みっぷう)し倉庫(そうこ)で保存(ほぞん)する。