海苔が緑色(みどりいろ)っぽく見(み)えるのは葉緑素(ようりょくそ)が含(ふく)まれているから。
海苔は、葉(は)っぱや草(くさ)と同(おな)じように植物(しょくぶつ)のひとつ。太陽(たいよう)をあびて光合成(こうごうせい)して育(そだ)つので、葉緑素(ようりょくそ)がふくまれている。葉緑素(ようりょくそ)は緑色(みどりいろ)に見(み)える正体(しょうたい)だ。海苔には、この葉緑素(ようりょくそ)のほかに、赤(あか)、青(あお)、黄色(きいろ)の色素(しきそ)も入っていて、これらの色(いろ)がまざって黒(くろ)くみえるんだ。焼(や)くと、赤(あか)、青(あお)、黄色(きいろ)の色素(しきそ)がこわれて、葉緑素が残(のこ)る。だから、焼(やき)海苔は緑色(みどりいろ)っぽく見えるんだよ。